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2006/7/21 ネィティブ・スピーカに学ぶのが最善?その1外国語を学ぶにあたって、その言語のネイティブ・スピーカに学ぶのが最善だと単純に思っている人が実に多い。これは大概の場合正しくない。個人的には誤りだと言い切りたいぐらいだ。ただし、例外は確かにある。これについては後述。 本稿ではなぜそれが一般的に正しくないか、理由を挙げてみたい。 理由1: ネイティブ・スピーカだからといって、その言語をしっかり理解しているわけではない。 立場を逆にしてみよう。あなたは日本語が母語だ。しかし、その母語の知識はどれくらい確かなものだろうか?日本人の大人であっても、しっかりした日本語の知識を有し、正確に運用できている人はむしろ少数派だろう。 正直、私自身もこの点に関してはなはだ自信がない。私は中学・高校でついぞ口語文法(現代日本語文法)をちゃんと学んだことがない。これは一つには、中・高一貫教育校で、なぜか文語文法しか教えなかった国語教師のせいだ。(口語文法は、義務教育の範囲じゃないのか?)今は忘れてしまっているものの、半ば外国語のように学んだ文語文法の方がまだわかっている気がする。 私は日本ではよく教育を受けた方だと思う。しかし、それでもこの体たらく。(恥ずかしながら、インドネシアからの留学生に、自分が書いた論文の草稿中の日本語の誤りを指摘されたこともある。)そうでもない人たちに何を期待できよう。 理由2: ネイティブ・スピーカだからといって、自分の母語を、外国語として教える訓練を受けているわけではない。 大半の人はそのような訓練など受けてはいない。 再度立場を逆にしてみよう。あなたは日本語を、日本語をあまり知らない外国人に教えることができるだろうか?日本語以外の共通の言語があればまだいいが、ない場合はそもそもどうやって意志の疎通を図る?また、あなたの怪しい日本語文法の知識を、他人が理解しやすいように説明できるか? 母語であっても、外国語として教授するのがいかに困難か想像できるだろう。 全体から見れば圧倒的小数派ではあるものの、もちろんそういう訓練を受けている人もいる。例えば英語であれば、ESL (English as a Second Language) の訓練を受けた人。では彼らなら問題ないのか? 続く。 评论 (1)
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